個別指導(小学生)
一人ひとりの「今」に合わせ、日本の学びを確かな力に
ブリスベンで暮らす日本人の子どもたちの多くは、現地のローカルスクールで学んでいます。英語力や多様な視点が自然に育つ一方、日本語の読み書きや日本の算数に触れる機会は限られがちです。
小学生の個別指導では、一人ひとりの学年、学習歴、日本語力、現地校での状況を丁寧に確認し、その子に合った内容とペースで指導します。日本の学習内容の定着、苦手分野の克服、帰国後の編入や中学受験への準備など、それぞれの目的に応じて学習プランを組み立てます。
指導を担当する教室長が、毎回の授業を通して理解度や小さな変化を把握できることも、ブリスベン教室の特長です。わからないところまで戻り、理解できたら次の段階へ進む。一人ひとりと継続して向き合いながら、「わかる」「できる」という実感を積み重ねます。
現地校での学びを大切にしながら、日本の国語や算数の基礎もしっかり身につける。そして、海外で育つ経験を、将来の進路を広げる力へと変えていく。エピス・オーストラリアの教育方針を、よりきめ細かな個別指導で実践します。
このコースの指導教科について
国語
「ことばの知識」を増やし、「書く力」を育てることに重点を置きます。
海外で暮らす子どもたちは、日常生活で日本語に触れていても、使うことばの範囲が限られやすく、語彙が十分に広がらないことがあります。家庭での会話は身近な話題が中心になり、周囲の大人も自然と子どもの日本語のレベルに合わせて話すためです。
授業では、学年相当の漢字の読み書き、音読、文章の内容理解に取り組みながら、学年に応じた語彙を増やします。さらに、主語と述語のつながりや助詞の使い方を学び、自分の考えを正しい日本語で表現する力を養います。
書くことへの苦手意識は、学年が上がるほど大きくなりがちです。そこで、まずは短い文を書くことから始め、無理なく少しずつ長い文章へと進みます。また、毎週、子どもたちが「書いてみたい」と思えるテーマで作文の宿題を出しています。身近な出来事や想像が広がるテーマについて楽しく書き続けることで、自分の考えをことばにする習慣と力を身につけます。
算数
計算する力と筋道を立てて考える力、そして「算数は楽しい」と思える気持ちを育てます。
正確な計算力や文章題を解く力は、算数の大切な基礎です。しかし、低学年のうちに身につけてほしいのは、それだけではありません。初めて見る問題にも、「面白そう。解いてみよう」と好奇心を持って向き合い、試行錯誤を楽しめる姿勢を育むことが、その後の学びを大きく支えます。
授業では、解き方を覚えて同じ問題を繰り返すだけでなく、子どもたちが自分で考え、さまざまな方法を試せる教材を使用します。また、低学年では中学受験の学習も見据え、楽しみながら思考力を鍛えられるパズルを取り入れています。受験内容を先取りするのではなく、条件を整理する、規則性を見つける、異なる角度から考えるといった、将来の学習に必要な力を育てます。
たし算・ひき算や九九などの基礎は、授業と家庭学習を通して着実に定着させます。そのうえで教室では、一人で解く練習だけでなく、友だちの考え方に触れたり、講師と一緒に別の解き方を探したりする時間を大切にします。