個別指導(中学生)
一人ひとりの進路から逆算し、海外からの高校受験を支える
ブリスベンで生活していると、日本の受験情報や周囲の緊張感に触れる機会が少なく、高校受験を具体的に意識する時期が遅くなりがちです。しかし、難関高校を目指すためには、中学1年生から基礎を積み上げ、早い段階から計画的に準備する必要があります。
中学生の個別指導では、一人ひとりの学習到達度、得意・不得意、志望校、帰国時期を確認し、目標から逆算して学習プランを組み立てます。日本の学習内容の定着から、帰国生入試、一般入試、編入・復学試験、難関高校受験まで、それぞれの状況に合わせて指導します。
教室責任者が継続して指導にあたるため、授業ごとの理解度や学習の変化を細かく把握できます。未習単元や苦手分野があれば必要なところまで戻り、得意な分野は学年を越えて先へ進むなど、個別指導ならではの柔軟な学習が可能です。
また、高校受験をせず、Y12まで現地校で学ぶ予定の中学生にも対応します。現地校で培った英語力を大切にしながら、日本語の読解力や高校数学につながる基礎を身につけ、その先の日本・オーストラリアの大学進学に備えます。
海外で育つ強みを生かしながら、日本国内の受験生と同じ土俵で力を発揮できる学力を養う。一人ひとりの可能性と選択肢を広げ、目標とする進路まで伴走します。
このコースの指導教科について
国語
論理的に読み、自分のことばで説明する力を養う
高校入試の国語では、長く複雑な文章を限られた時間で読み、筆者の主張や登場人物の心情を正確に捉える力が求められます。海外生活では日本語の語彙や読書量が不足しやすく、日常会話ができていても、入試問題で使われる抽象的な表現や社会的なテーマに戸惑うことがあります。
授業では、小説・随筆・論説文など幅広い文章に触れ、文章の構成や論理展開を捉える方法を学びます。感覚だけで答えを選ぶのではなく、本文のどこに根拠があるのかを明確にし、自分のことばで説明できることを重視します。
また、現地校に通う子どもたちは、古文や国文法を体系的に学ぶ機会が限られています。そのため、古文では重要な語句や文法、歴史的仮名遣い、文章の読み方を基礎から丁寧に指導します。国文法についても、品詞や文の組み立て、活用などを整理して学び、感覚ではなく知識に基づいて問題を解ける力を養います。
語彙や文法の知識を増やすとともに、要約や記述問題を通して、読み取った内容を簡潔かつ論理的に表現する力を伸ばします。現代文・古文・国文法をバランスよく学び、学校ごとに異なる出題形式に対応できる総合的な国語力を身につけます。
ここで培う日本語の読解力と論理的思考力は、高校入試だけでなく、高校での学習やその先の大学入試を支える力になります。
数学
基礎を確実に積み上げ、難関校入試に対応する思考力を磨く
中学校の数学は、学年ごとの内容が密接につながっています。計算や方程式、関数、図形など、それまでに学んだ内容の理解が曖昧なままでは、次の単元を十分に理解することができません。難関高校の入試では、複数の単元を組み合わせ、初めて見る問題を自分で分析する力も求められます。
授業では、公式や解法を覚えるだけでなく、「なぜその式になるのか」「どの条件を使えば解けるのか」を考えることを重視します。基本事項を確実に身につけたうえで、さまざまな問題に取り組み、条件を整理する力、解法を選ぶ力、答えまでの過程を論理的に組み立てる力を伸ばします。
公立中学校より半年以上先の進度で中学校の学習範囲を早期に終え、中学3年生の半ばには志望校の出題傾向に合わせた入試演習に取り組みます。
月例テストやハイレベルテストを通して学習の定着度を確認し、弱点を早い段階で発見して克服します。高校入試はもちろん、その先の高校数学へとつながる確かな土台を築きます。